コレステロールが少なく不飽和脂肪酸や鉄分が多い、鴨肉ってどんな肉?

鶏肉の豆知識
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鶏肉のように、普段あまり食べることが少ない鴨(カモ)肉

小さなスーパーではあまり売っているのを見ませんが、

最近は大きなスーパーでは販売していることも多くなり

精肉店や百貨店ではよくみかけるようになりました。

 

食用として流通している鴨肉には、真鴨、合鴨、アヒル、ガチョウ

の4種類ありますが、

一般的に販売されている鴨肉の多くは合鴨肉です。

 

すみません。

鴨のお肉ありますか?

 

ひより
ひより

生の鴨のお肉はありませんが、

冷凍の合鴨のお肉なら

こちらにございます。

ひより
ひより

惣菜コーナーにも

合鴨のパストラミが

ございます。

 

家庭で食べるというより、お蕎麦屋さんや日本料理屋さんで

食べるというイメージの鴨肉ですが

鴨肉には女性にうれしい栄養がたっぷりなので

普段から食べたいお肉です。

 

そんな鴨肉の栄養や食べ方などを紹介します。

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鴨ってどんな鳥?鴨の種類について

鴨(カモ、英:Duck)は、カモ目カモ科の鳥です。

カモ科の小型の鳥を鴨(カモ)と呼び、大型の鳥は雁(ガン)と呼んでいます。

鴨(カモ)

 

雁(ガン)

 

 

鴨は、くちばしは平たく、首は比較的短くて胴が長く

ずんぐりした体形で、足に水かきがあるのが特徴です。

 

鴨は、河川、湖、池、沿岸部などに住む水鳥で、

冬鳥なので渡りをする渡り鳥が多いですが

カルガモのように通年日本の各地にいる鴨もいます。

(カルガモのお引越しで親子で移動する姿がニュースで取り上げられてる鴨です)

カルガモの親子

 

真鴨(マガモ)は、鴨の仲間の代表種で、アヒルの祖先です。

真鴨(マガモ)

 

 

真鴨を品種改良してできた家禽品種がアヒルで、

アヒル

 

 

野生の真鴨とアヒルを勾配したのが合鴨(アイガモ)です。

合鴨(アイガモ)

 

 

 

 

通称、青首とも言われる真鴨は、狩猟によって捕獲する

ジビエ(野生鳥獣肉)です。脂肪に旨味があり、

日本古来から食べられていました。

ネギと煮込んで鍋で食べるととてもおいしいことから

 

このようなことわざができたそうです。

「鴨が葱を背負ってくる」(かもがねぎをしょってくる)
このことわざの意味は、
「好都合である事」

このことわざで言っている鴨は、マガモの事で、
鴨(マガモ)を葱と一緒に食べると絶品なことから
食べられる側の鴨が自分で葱を背負ってやってきたら
すぐ鴨鍋にして食べられて都合がいいという意味だそうです。
ことわざは聞いた事がありましたが
意味は知りませんでした・・・・
というか、あまり興味がなかったから
習っても覚えていなかっただけですが
今回しっかり覚えました!!
あまり使うことはないと思いますが・・・
今では、狩猟をする人も減って

真鴨のお肉がお肉屋さんに出回るのはほとんどなく

(ジビエのお店や有名なレストランや日本料理店などでは食べることもできます)

お肉屋さんで販売されている鴨肉のほとんどは合鴨のお肉です。

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鴨肉には女性にうれしい栄養素がたっぷり。鴨肉の栄養について

お肉の中でも低カロリーな鶏肉ですが、

鴨肉(真鴨)のカロリーは100g当たり128kcal程で、鶏肉よりさらに低カロリーです。

合鴨のお肉のカロリーは、高めで100g当たり333kcalになります。

 

 

鴨肉は、血中コレステロールを低下させる作用がある

「不飽和脂肪酸」(ふほうわしぼうさん)が豊富に含まれています

不飽和脂肪酸は、血液をサラサラに保ってくれて

血行がよくなり、肌の隅々まで栄養分を行き渡させてくれますよ。

 

 

鴨肉は、鉄分・ビタミンB1・ビタミンB2が豊富に含まれています。

鉄は鶏肉の6~10倍、銅は約9倍、ビタミンB2は約4倍含まれてますよ。

健康と女性にうれしい美容に欠かせないビタミン群をたっぷり

含んでいて、コラーゲンも豊富です。

 

鴨肉は脂肪酸の含有バランスが魚類に似ていて

脂肪の融点が低く、脂肪が体内に蓄積されにくいといわれています。

ひより
ひより

脂肪がつきにくいお肉なんですね!

うれしいです!!

鴨肉は低カロリーで

栄養バランスが非常によく、皮膚や関節の健康維持、

疲労回復、貧血予防などが期待できる健康食材なんですよ。

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しめにはおそばいいですね~

鴨の料理と言えば一番に思い浮かぶのが鴨南蛮(かもなんばん)

日本の麵料理で、鴨肉とネギが入った熱い汁をかけた蕎麦の事で
お蕎麦屋さんでよく食べられています。
ネギの事をお蕎麦屋さんでは南蛮と言っています。

 

こちらは、鴨せいろ(鴨汁せいろ)

蕎麦と汁が別々になっています。
鴨と葱が入った温かいつけ汁に、冷たい蕎麦をつけて食べる料理です。

 

鴨鍋

鍋には鴨のロース肉を使うとおいしいです。
鴨のロースは、ムネ肉の部位にあたります。赤身の部位が多いお肉です。

すき焼きのように色々な具材を入れたり、シンプルに鴨肉とネギだけの鴨鍋もオススメです。

 

鴨のロティ(ロースト)

ロティもロース(ムネ肉)の部位を使います。
鴨を焼いて出た脂もソースに使うとおいしいです。

 

鴨のコンフィ

「コンフィ」とは、ひたひたの油脂の中で低い温度でじっくり加熱した料理の事で
フランス料理の調理法です。

肉がホロっとほぐれてうまみたっぷりです。鴨のモモ肉を使います。
コンフィにしたあと、カリッと焼くと見た目もおいしそうになります。

 

鴨のパストラミ

パストラミとは、かたまり肉に黒こしょうや塩、ニンニク、ハーブなどの
香辛料で調味して燻製したものです。

鴨のロース使って作ります。
鴨のパストラミは市販品もよくみかけるようになりました。
(業務スーパーでも売っているようです)

 

オードブルとしてそのまま食べたり、サンドイッチにしたり、
フライパンで油をひかずに軽く焼いて食べたり、パスタに入れたり
肉寿司にしたりといろいろ使えます。

 

 

鴨肉は、あまり馴染みのない食材ですが、栄養たっぷりの健康食材です。

もっと食べて健康になりましょう!!

 

 

 

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