和牛のオリンピックとは?第11回チャンピオンの鹿児島黒牛について

牛肉の豆知識
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ひよりさん

こっちの黒毛和牛のパックには、黒牛シールを貼って出してください。

ひより
ひより

はい。

このシールですね

黒牛 日本一って書いてありますけど

何の事なんでしょう・・

鹿児島黒牛は、全国の和牛のチャンピオンを決める大会で優勝して

和牛日本一に輝いた牛なんですよ

ひより
ひより

すごい!!

日本一の和牛なんですね~

おいしそうですね~

「鹿児島黒牛」は、日本一の和牛生産地「鹿児島」で育てられた黒毛和牛のブランド名です。

 

第11回全国和牛能力共進会で、全9部門中4部門で1位を受賞するとともに、

全頭入賞という快挙を成し遂げ、悲願の総合優勝を達成し

「鹿児島黒牛・日本一」の栄冠に輝きました。

 

 

 

 

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全国和牛能力共進会とは?

全国和牛能力共進会(ぜんこくわぎゅうのうりょくきょうしんかい)とは、

5年に1度、開催される全国規模の和牛(黒毛和牛)の品評会の事です。

 

 

全国の優秀な和牛を集めて(全国から約500頭の牛が集結します)、

改良の成果やその優秀性を競う大会で、通称「全共」と呼ばれていたり、

別名「和牛のオリンピック」とも言われています。

 

 

主催は、全国和牛登録協会(京都市)で、5年ごとに全国持ち回りで開催されます。

第1回目は、1966年に岡山県で開催されました。

 

審査は、種牛(雄牛、雌牛)の姿・形の体型の良さなど、

改良の成果を月齢別に審査する「種牛の部」

枝肉の状態で脂肪の入り具合などの牛肉の肉質を競う「肉牛の部」

それぞれ合わせて9つの区分に分かれています。

 

1区~6区は、種牛の部、

7区は、種牛と肉牛の部

8区と9区は、肉牛の部に分かれて審査します。

 

優秀な成績を収めることで、

その和牛ブランドの市場価値が全国的に高まる大会です。

 

 

第11回は、2017年に宮城県で開催されました。

1区~9区それぞれに優秀賞があり主席(1位)には、

農林水産大臣賞が授与されます。

 

さらに、種牛の部と肉牛の部で優秀賞主席となった出品の中から

それぞれ最も優れたひとつに内閣総理大臣賞が授与されます

 

 

種牛の部は、大分県が受賞、

肉牛の部は宮崎牛が受賞しました。

 

宮崎牛は、9部門中3部門の優秀賞主席に加え

第8区の肉牛の部で内閣総理大臣を受賞し、

史上初、内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞しました。

 
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第22回は、今年(2022年)、鹿児島県で10月6日~10月10日まで
の5日間開催される予定です。

 

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和牛日本一に輝いた、鹿児島のブランド牛「鹿児島黒牛」はどんな牛?

2017年の大会で、総合優勝(団体賞)を獲得したのが

「鹿児島黒牛」です。

成績はこちら

第1区ー1位、6位
第2区ー3位、4位
第3区ー1位、5位
第4区ー3位
第5区ー2位
第6区ー1位
第7区ー5位
第8区ー2位
第9区ー1位、4位
復興特別区(高校生の部)ー5位

 

鹿児島黒牛は、9区のうち4区で1位を受賞し、

また、出品したすべての牛が上位6位に入賞するなど

安定した成績で総合優勝に輝き和牛のチャンピオンとなり

 

 

「日本一の和牛・鹿児島黒牛」となりました。

 

鹿児島黒牛は外国でも人気が高まり

輸出量も増加していて

「KAGOSIMA WAGYU」として販売されています。

 

 

 

鹿児島黒牛は、「きめ細かな肉質に、バランスよく織り込まれた霜降りと、

しっかりした肉と脂の旨味が特徴です」

 

 

 

ひより
ひより

鹿児島黒牛食べましたが

とってもおいしいかったです!!

やっぱり国産牛とは違いますね。

特別な日には黒牛買います!!

 

 

 

 

おいしさの秘密の1つには、血統へのこだわりがあり

おいしい肉を生産する種雄牛の存在があります。

 

鹿児島黒牛は、血統についても、日々研究を行い

生産・飼育技術はとても高く、

肉質最高ランク5等級の出現率は、全体の4割を超えています。

 

 

 

 

鹿児島黒牛は平成29年12月15日に、地理的表示(GI)に登録され

12月22日に農林水産大臣からGIの登録証が授与されました。

 

 

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