すき焼きとは?関東と関西では作り方が違う?
我が家のお正月の定番ごちそう料理と言えば「すき焼き」です。
元日の朝と昼はお節料理を食べ、夕食はすき焼きを作ってみんなで食べます。
すき焼きとは、一般的には薄くスライスした牛肉とネギや白菜などの野菜類とお豆腐などを砂糖・しょうゆ・酒・みりんで味付けして浅い鉄鍋で焼いたり、煮たりする日本の国民食です。
すき焼きの「すき」とは、昔は、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の刃の部分を火にかけて食材を調理していたからという説や
肉を薄く切っていた(すきみ)から、などの説があります。
家族のお祝いの時や季節関係なく食べる方もいると思いますが、
やっぱり年末年始にすき焼きを作って食べる方が多いようです。
お肉屋さんで働いていると、
年末は対面で販売している黒毛和牛のすき焼き用のお肉を買っていかれる
お客様がとても多いです。
1回に買っていかれる量もすごいです・・・・
すき焼き用の和牛の肩ロース肉を1㎏下さい。
ありがとうございます。
和牛のすき焼き用の肩ロースを1㎏ですね。
お量りいたしますので少々お待ちください。
1枚づつシートに包まれたお肉を、量りで量って、
形が崩れないように紙経木で包んでお渡しします。
量が多いので2つに分けてお包みいたしますね。
大変お待たせいたしました。
ありがとうございました。
また、どうぞお越しくださいませ。
経木で包まれていると高級感がありよりおいしそうに感じます。
経木(きょうぎ)とは、スギやヒノキなどの木材を薄く削ったもので、
料理や食品を包むのに使われます。
昔話や時代劇に出てくるおにぎりを包んでいるものです。
食品の水分を程よく吸収してくれるそうです。
経木でおにぎりを包むのもちょっとオシャレでいいですね。
小さく切ってお弁当の仕切りに使うのもよさそうです。
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紙経木は、経木に似せて作った包装紙の事でうちのお店ではこちらを使っています。
すき焼きには、関東風と関西風があり作り方が少し違います。
割り下は、簡単に作れます おいしい割り下の作り方について
私が小さい頃は、すき焼きは関西風の作り方で、
お肉を焼いてから、砂糖やしょうゆを入れていたように思います。
それからいつの間にか、市販のすき焼きのたれを使うようになって、
焼くというより関東風の煮る作り方に変わっていきました。
ずっと市販のすき焼きのたれを使ってきましたが、
市販のたれはちょっと甘すぎるものが多すぎるので家族にはちょっと不評・・・
そこで、最近は、自分で割り下を作ってすき焼きを食べています。
割り下とは、砂糖・しょうゆ・酒・みりんなどを煮立たせた調味料の事です。
おいしい割り下の分量
市販のすき焼きのたれを買い忘れた~、市販のものは味がちょっと~という方は、
割り下作ってみてはいかかでしょうか?
(私は、砂糖で作るときは、めんどうなので鍋で煮ず調味料を混ぜただけで使う事もあります・・・)
すき焼きに入れる具材は?定番具材と変わり種具材について
すき焼きの具と言えば、まず牛肉の薄切り
部位は、モモ、肩、リブロース、肩ロースなどがありますが
とろけるような柔らかさと脂の旨味が多いのは、リブロース、肩ロースです。
脂はちょっとという方はヘルシーな赤身のモモ、
旨味と赤身両方味わいたければ肩がオススメです。
定番の野菜には、ネギ、白菜、しらたき、えのきだけ、生しいたけ、
しめじ、マイタケ、春菊、焼き豆腐、白菜があります。
我が家のすき焼きもだいたいこれらの具材で作りますが、
中には変わり種の具材ですき焼きを作っている方もいるようで、
どんな具材で作っているのか調べてみました。
もやし、玉ねぎ、トマト、厚揚げ、にんじん、じゃがいも、
だいこん、ゴボウ、麩、ちくわ、もち、
豚肉、鶏肉などを使ってすき焼きを作っている方もいるようです。
そういえば、トマトすき焼きちょっと聞いたことがあるような・・・
たまには、変わり種のすき焼きもいいかもしれませんね!
すき焼きをお得においしく食べるコツについて
- すき焼きに生卵をからめて食べるのはなぜ?
すき焼きに生卵をからめて食べるとおいしいですね~。
1個では足りず2個食べてしまう事もあるぐらいです。
すき焼きに生卵。諸説あるようですが、
- すき焼きを食べ始めた頃、卵は貴重品で牛肉と卵の組み合わせで高級感を出したかった
- 食肉が始まった頃、食べなれていない牛肉の臭みが気になって食べれない人がたくさんいた
- 濃い味付けを調整するために生卵を絡めて食べた
などの説があるようです。
すき焼きの豆知識でした。
おいしい「すき焼き」食べて下さいね。
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