ひき肉の種類と特徴について、ひき肉を使った料理とおいしく作るコツ

お肉料理のコツ
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ひき肉の種類と特徴について

 

ひき肉とは、牛や豚や鶏などの食用のお肉をミンサーといわれるひき肉機ですりつぶして、
細切れにしたもの(ミンチともいいます)
で、
牛ひき肉と豚ひき肉は、お肉の切れ端の部分を使うことが多いです。

 

お肉の種類によって、牛ひき肉、合いびき肉(牛肉と豚肉)、豚ひき肉、鶏ひき肉があります。

 

ひき方によって、粗びき、中びき、細びきに分けられて、

ひく回数によって、一度びきと二度びきに分けられます。

ひよりさん。

今日は、ひき肉をお願いします。

こちらのボールに、合いびき肉を1度びきしたものが入っているので
細びきにしてパック詰めして出して下さい。

ひより
ひより

はい。わかりました。

2度びきにして出せばいいんですね。

 

牛ひき肉ー牛肉のスネやネックやソトモモなどいろいろな肉の部分と
脂身がミックスされています。
脂身が多いとジューシー、赤身の多いものはあっさりした味わいでうまみがありますが
加熱すると少しかたくなることもあります。
合いびき肉ー牛肉と豚肉を合わせてひいたものです。
それぞれの旨味やおいしさをうまく兼ね備えていて、さまざまな料理に使いやすいひき肉です。
各販売店にによって牛肉と豚肉の割合は色々で、牛肉と豚肉の割合が半々だったり、
7対3だったり、6対4だったりします。
うちのお店では牛肉7豚肉3の割合でひいています。
豚ひき肉ー豚ひき肉は、脂のうま味がたっぷり味わえるひき肉です。
豚肉の使われる部位によって赤身と脂身の割合に違いがあるので、
用途によって使い分けるといいです。
豚ひき肉はこってりした味なので中華料理に使われる事が多いです。
鶏ひき肉ー鶏ひき肉は、他のひき肉に比べて色が白っぽく、淡白な味わいです。
鶏ひき肉はクセがなくさまざまな料理に利用できます。
鶏モモ肉のひき肉は、若干脂もありますが、鶏ムネ肉は淡白なので、
用途によって使い分けたりモモとムネを混ぜて使うといいです。

豚のひき肉と、ぎょうざ用のひき肉が売っていますが

どう違うんですか?

ひより
ひより

ぎょうざ用のひき肉は、通常の豚のひき肉より脂身の部分が多めに

入っているのでぎょうざを作るのにオススメなひき肉になっています。

 

お鍋に入れる鶏だんごを作りたいんですけど、鶏のムネ肉とモモ肉

どちらがオススメですか?

 

ひより
ひより

ムネ肉だけだと少しパサパサしてしまいますので、

モモ肉を使うか、ムネ肉とモモ肉を混ぜて使うのが個人的にはおススメです。

ムネ肉のだんごとモモ肉のだんごを別々に作って味の違いを楽しむのもいいかと思います。

 

ありがとうございます。

ムネ肉とモモ肉を150gづつ下さい

 

ひより
ひより

かしこまりました。

ムネ肉とモモ肉150づつお量りいたしますので少々お待ちください。

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ひき肉料理とおいしく作るコツ


ハンバーグ、餃子、肉団子、ミートソース、そぼろ、キーマカレーなど
和食・洋食・中華にと色々な料理に使え、価格も安く、食卓のお助け食材のひき肉

きんぴらやキャベツ炒め、オムレツなどにも少しだけひき肉を加えただけで、
味もグッとよくなります。

でも、ひき肉は、空気に触れる表面積が大きく、酸化が進みやすいので、
すぐに使わない時は冷凍保存をしておくのがオススメ
です。

下味をつけて冷凍したり、調理した状態で冷凍すると、料理をするときに時短になり便利です。

  • 生のまま冷凍保存する方法ーすぐに使う予定のないひき肉は、
    冷凍用の保存袋に平らに薄く延ばして入れ、菜箸などで筋目をつけておくと
    1回に使う分だけ取り出しやすく便利です。
  • 下味をつけて冷凍保存ーひき肉に塩・こしょうやしょうゆ、酒、ネギ、しょうがなどの
    下味をつけて冷凍保存しておけば、ぎょうざやの肉団子などにすぐに使えて便利です。
    (ひき肉200g、しょうゆ・酒各小さじ1、しょうがのしぼり汁小さじ半分、塩・こしょう各少々、長ネギのみじん切り2~30グラム)
  • 炒めて冷凍保存する方法ー加熱してから冷凍すると肉の旨味がより保てます。
    軽く塩をして炒めておくといろんな料理に使え便利です。
    おいしくするコツは、先にひき肉に火を通してから塩をすること
    先に塩をいれると水分と一緒にうま味も飛んでしまいます。
  • そぼろ煮にして冷凍保存する方法ーしょうゆ、砂糖、酒、みりん、しょうがのしぼり汁で
    味付けした甘辛味のそぼろ煮にしておけば、
    解凍するだけで、そぼろ丼やそぼろ弁当ができます。
    (ひき肉200g、しょうゆ大さじ2、砂糖・酒・みりん大さじ1、しょうがのしぼり汁小さじ半分)
下味をつけたもの、炒めたもの、そぼろ煮にしたものも冷凍保存の方法は生のまま冷凍保存する方法と同じく、冷凍用の保存袋に薄く延ばしていれて冷凍します。
アルミのトレーなどに置いて急速冷凍するとより鮮度が保てます。

ハンバーグをおいしく作るコツ

 

  • ひき肉は牛肉7対豚肉3の合いびき肉で作るのがオススメです。
  • 玉ねぎはよく炒めると甘みがでます。
  • 肉だねを手でねばりがでるまでよく混ぜます。
  • 1人分を手に持ち両手でキャッチボールをするように7~8回して中の空気を抜きます。
  • 小判型を作ったら、真ん中を手で少しへこませます。
    (中心部の火を通りやすくするため)
  • 最初は強めの中火で焼き、焦げ目がしっかり付いたら裏返して焼き、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。竹ぐしをさして澄んだ肉汁が出たら焼けているサインです。
  • フライパンに残った焼き汁でソースを作るとおいしいです。
    (ケチャップ3対ウスターソース2などお好みで)

特売などでひき肉を大量に買ったらハンバーグを作り冷凍保存しておくと便利です。      冷凍するときは、生のまま冷凍すると、解凍するときに、肉汁が逃げやすいので、
焼いてから冷凍した方
がいいですし、次調理するとき時短になります。

小さいサイズも作っておくとお弁当にも使えますし、
ロールパンを横半分に切って小さいハンバーグをはさむとミニハンバーガーができます。
(子供が小さい時はミニハンバーガーよく作っていました)

ハンバーグは、上に乗せるトッピングやソースなどで変化やつけやすいですし、
トマトソースで煮込んで煮込みハンバーグにもできるので冷凍保存はオススメです。

肉にくしいハンバーグがお好みなら、牛のひき肉で作ったり、
牛肉の割合を多くしたり、粗びきのひき肉を使うのもオススメです。

鶏つくねを簡単においしく作るコツ

  • 鶏のひき肉は、ムネだけではなくモモも入っているものを使う。
  • ひき肉の味付けにマヨネーズを使うとコクが出て簡単。
  • つくねが両面焼けたら余分な油をクッキングペーパーでふき取る
  • たれの分量の、しょうゆ、酒、みりん、砂糖は、1:1:1:1で。

ひき肉は、使用用途も多く食卓のお助け食材です。特徴を理解しておいしく食べましょう。

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